重松清
カレーライス
小学生の気持ちを絶妙に捉えた作品。
少し前に朗読した。
なんだかこの作品、自分の過去を見ているような感じがする。と思ったのは、私だけではないだろう。
ゲームの時間を守れない子供→怒る親→ふてくされる・反発する子供
ゲームが漫画になったり、テレビになったりはするだろうが、人生に1度は叱られたりしたのではないだろうか。
たしかに、子供は子供なりの正義がある。
ただ、「でも、ちょっと、少しぐらい」の言い訳は大人には通用しない。
大人はずるい。
自分の都合ででも、ちょっとが通じてしまうからだ。
だが最終的には、ほっこりする作品。
子供の成長が感じられる、素敵な作品なのだ。